その優美な形、胸に響く音色。クラシックギターは樹齢数百年の木を素材に作られています。ギター作りは職人の手で素材の自然乾燥から始まっているのです。
野辺ギター工房では、工房の中で製材した木を、少なくて20〜30年、長い物は40年の間、自然乾燥させています。厳しい自然の中で育った木の癖を素直に落ち着かせて、楽器になったときに、自然な上質の音を引き出すために、またそりやゆがみが出ない様にゆっくりと寝かせるのです。